2010年5月5日水曜日

戦災慰霊式典

5/4はオランダでは毎年、終戦を記念して20時から黙祷をささげる。ダム広場では盛大な式典がおこなわれ、女王や大臣などが出席する。
テレビ中継をするためか、しかしそれほどの人ごみになっておらず、20分前だったが結構前まで行けた。

直接見たい人はよじ上ってまで、、、大変そう。。。

広場内にはさすがに入れず、
テレビでみました。女王は王宮から入場して王宮の反対側の慰霊塔へ。一番先頭で歩いているのが女王です。

お花を慰霊塔の前に捧げた後、ラッパの独奏が始まります。
その後に20時の鐘が鳴り、2分間の黙祷をします。
この間、電車も車もレストランも全てがストップして、誰もが2分間の黙祷をするそうで、かなり静かなものでした。以前にオーケストラでチャイコフスキーの悲愴という曲をやったときにも感じた、「静けさ」というものを再び感じることができました。普段は聞こえてこないような雑音の向こうにあるかすかな音だけが聞こえ、こんだけの人がいるのにとても静かでした。
そんな中、いろいろあったのですが、そこは今回は省きます。ニュース等でご確認ください。

黙祷後、塔の前でいろんな人(おそらく大臣とかアムスの市長とか)がしゃべり、主要人が花を捧げてました。

こんな感じ。

戦没者の遺族の方々もお花を捧げていらしゃいました。

最後に子供たちが、塔の円形上の段に花を捧げていました。

オランダはドイツに占領されていましたが、5/5でもってその占領から解放されたそうです(たぶん)。戦争、、、二度としてはいけないことであっても、平和のすぐそこには危険があることも忘れていけないのかもしれません。ほんと些細な小さなことから、大きな戦争にまで至ってしまうものです。この式典は戦争や平和について、考えるきっかけとなりました。

国際交流は、相互理解のためにも個々が活発に行っていくことが非常に重要だなあとますます感じます。

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